三次元TVに関して
みなさんは三次元TVってご存知ですか？
三次元と言えば、立体的に見えるようなことで知られています。
昔から子供向けのシネマなどで観られました。
ディズニーランドにあった、アトラクションでも、3Dで楽しめるのがありました。
さて、近頃は3Dと言えば、三次元TVです。
映像が立体的になる、飛び出してくるというようなものは、もうシネマやアトラクションに限ったようなことではありません。
TVで実現可能になりましたので、ご家庭でも楽しむ感じのことができるんです。
では、三次元TVとは実際にどのようなものなのでしょうか？
それは、三次元TV専用のグラスがあり、それをかけるようなことを通して、3次元、所謂立体映像を見る感じのことができます。
そもそも、人間は立体物を目でチェックすると、左右、それぞれの目がある位置が異なっている感じのため、「視差」というのが発生するのです。
この視差を使ったのが、三次元技術なんです。
視差を活用し、本来、平面的である映像を立体的なものとして、人間の脳に知覚させるんです。
簡単に言えば、本当は平面だけれども、立体的だと脳に思わせる技術を使ったTVが三次元TVなんです。
それでは、昔の飛び出すシネマなどは、どんなしくみだったのでしょうか？
以前の三次元シネマは、左右それぞれの目に合わせた画像を見られるように、フィルム（偏光フィルム）を使ったグラスをかけていました。
ですが、2010年から登場する三次元TVは、液晶シャッター付きグラスを使う物が殆どです。
みなさんは、ご存知ないと思いますが、TVの映像というようなものは、1秒間に何度も何度も、新しい画像、次の画像に書き換えています。
それが我々に関しては動いているように見える訳であり、つまり、それが動画となっています。
また、これから発売される三次元TVでは、左目用の映像、そして右目用の画像に分かれていて、それを交互にすごいスピードで、切り替えます。
こうして表示する映像を作成しているのと同期して、片目ようの画像が表示している時は、反対側の目のシャッターが閉じされているようになります。
こうして交互に認識するようなことで、三次元映像として見える訳です。
三次元TV、みなさんも大変楽しみにしていると思われますが、この性能に関しては弱点があり、左右の視力がかなり違う人は効果的に見えない場合があるそうです。
そして、体質によりますが、映像を見るようなことで乗り物酔いしたように、具合が悪化するような人もいるみたいです。
ちょうどあと少しで、地上デジタル放送に切り替えが行われます。
もう地デジ用のTVを購入した人や、アンテナを設置した人も多いでしょう。
ですが、まだ購入していないような人が、まだまだこれから、TVを買い替えるでしょうから、そのニーズを見込んで、これら三次元TVが発売されるみたいです。
「どうせ買うなら、最先端のようなものを」という人も多いのではないのでしょうか。
地デジに変わると同時に三次元TVになる、そんな家もあるようなことでしょう。
さて、現在、販売されている普通のTV、これは以前と比べたらかなり価格が落ちています。
薄型であれ、液晶であれ、どんどん値段が落ちていますから、我々消費者にも求めやすい値段となりました。
あんなショップで安くなれば、こちらのショップでも安くする、そういった競争も日夜行われています。
他ショップより1円でも高い場合は、ショップの人に相談するとそこまで値下げしもてらえるようなサービスも、当然のように行われているみたいです。
チラシにそのようなセールスの文句を見た感じのことが、みなさんもあるでしょう。
こうして、地デジ対応の薄型TVは、価格競争によって、値崩れをしているというようなことは、我々に関しては嬉しいようなことでも、家電ブランドにとっては、収益面で問題となります。
それでも、安くしないと販売できない時代ですから、ブランド側は頭を悩ませているでしょう。
ですが、このような状況下で、三次元TVが発売されます。
現在のTVと異なって、値段もまだまだ高いようです。
ですから、これは、ブランド側にとっては収益源となり、三次元TVの売れ行きが期待されているようなことでしょう。
2010年に入ってすぐ、1月、ベガスで米国最大規模の家電の祭典が行われました。
この催しは「InternationalCES」というもんです。
この家電展示会は、世界的にも著名であり、さまざまなヒット商品がこのイベントでお披露目しています。
例としては、CESで過去にデビューしたプロダクトはどのようなものかといいますと、1970年はビデオカセットレコーダーでした。
1974年に関しては、レーザーディスクプレーヤーが、1981年に関してはカムコーダーがデビューしています。
そして、1981年に関しては、コンパクトディスクプレーヤーが、1990年に関してはデジタルオーディオ技術のデビューでした。
また、1991年はコンパクトディスク、インタラクティブが、1994年に関してはデジタルサテライトシステムがデビューしています。
1998年に関しては、高精度TV、1999年に関しては、ハードディスクVCR、2000年に関してはサテライトラジオがデビュー。
また、2001年に関してはマイクロXボックス、2001年に関しては、プラズマTV、2002年に関してはホームメディアサーバーがデビューしています。
2003年に関しては、今、だいぶ普及してきました、BlueRayDVDがデビューし、2004年に関しては、HDラジオ、2005年に関しては、IPTVでした。
2007年に関しては、コンテンツと技術の新統合、2008年に関してはOLEDTV、2009年に関しては、三次元HDTV、2010年に関しては、タブレット、また、ネットブック、アンドロイドデバイスがデビューしている展示会です。
2010年、ConsumerElectronicsShowでは、各大手家電ブランドが大々的に三次元TVを展示しました。
その三次元TVによって会場はおおいに盛り上がったそうです。
ちょうど、同じ頃、「アバター」というシネマが作られました。
三次元画像で楽しめるシネマ「アバター」が大ヒットした感じのことも記憶に新しいです。
このシネマが世界中に話題になった感じのこともあり、三次元としての映像に関心を持つ人が増えたといわれています。
それまで知らなかった人も、このシネマで三次元映像がどのようなものなのか理解したと思われます。
TVのニュースや情報番組でたくさん、取りざたされていましたから。
シネマの反響がよい宣伝にもなり、人々の三次元TVにおける関心度もアップしたのでしょう。
通常のTVじゃ物足りないような人もいらっしゃるでしょう。
ですから、これから、ますます三次元画像がみられる時代になると思います。
ブランドのもくろみ通り、家庭でも気軽に３D映像を見る感じのことができる時代になるのでしょうか。
確かに飛び出すシネマを見たり、アトラクションなどで３D映像を見たりすると、本当に興奮するのです。
まるで、映像がすぐ近くまでとびだしてきたような、そして手を伸ばせばさわるようなリアル感、これも大きな醍醐味となるでしょう。
各家電ブランドから、三次元TVが続々と発売されますから、新しい家電に関心がある方、そして、TVの買い替えをお考えの方は興味があることでしょう。
ですが、三次元TVは、立体として見るなら、おおよそ専用メガネが必須です。
これがないと、画面に実際に映っている画像が飛び出したように見えません。
シネマや風景など、奥行きが実際にあるかように見えて、もっと臨場感があがるのでしょう。
この次世代TVと呼ばれている三次元TV、この展示会では、SONY、PANASONIC、SHARPなどがデモンストレーションをしていました。
PANASONICにおいては、50から60型のプラズマ三次元TVを、SONYは、40から60型の液晶三次元TVを市場投入する内容を発表しています。
これほど気合いが入っているブランドですが、実際に家庭における普及具合はどんな予想なのでしょうか？
確かに、三次元TVがあったらよりシネマを楽しめそうです。
でも、TVを家事の合間、だらだらと視聴している主婦も多いのも事実です。
ちゃんと座ってグラスをかけて、TVを見る、そうした時間が取れないような人に関しては、ちょっと手が出ない家電ではないでしょうか？
こうした家庭環境で、この三次元TVが普及するに関しては、どんな感じのことが必須かと考えてみると、やっぱり、アバターのように、三次元で絶対に見たいと思わせるようなコンテンツがたっぷりとあれば、家庭におけるニーズも変わってくるだろうと思います。
TVは昔からの娯楽です。
家庭では何かをしながら、実際TVを見るような人が多いでしょうが、ちゃんと時間を作って真剣に見れば、リビングがシネマ館のようなスペースになるでしょう。
サラウンドシステムなどと併用して三次元TVでシネマが見られれば、シネマ館並みの迫力を味わえるようなものだと、私は期待しています。
価格もまだまだ下がらないでしょうが、それでも欲しいような人は欲しいんですから、一般的な家庭にあまり買われずとも、マニアの中では当然のような家電になると思います。
そして、三次元TVとしては買われなくとも、ゲームの画面としてならニーズが多いのではないか、という意見もあるみたいです。
確かにゲームの登場キャラが飛び出して来たら、それは大変面白いようなことでしょう。
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