三次元 TV

三次元グラスの不安

いま、何かと話題になっている三次元シネマ、また、三次元TV。
これがおうちにあったら、TV画像が立体的に見えるんですから、シネマなどが迫力満点で見られそうですよね
ですが、このTV、スイッチを入れれば、立体に見える訳ではありません。
そのTVで立体画像を見るに関しては、三次元グラスが必須です。
というようなことは、TVを買うだけではなりません。
見るようなときに使う専用グラスも購入しなければ三次元とはいけませんから。
では、気になる専用グラスのお値段ですが、いったい、どれくらいするのでしょうか?
家族がいるおうちは、皆でTVを見るでしょうから、人数分、購入しなければならなくなります。
専用グラスが高いとなると、これはちょっとお財布も厳しくなりそうです。
三次元TVが発売前に関しては、グラスは20000円くらいするだろうと見込まれていたようです。
ですが、実際に関しては、10000円程度で購入できるグラスもあるみたいです。
ちなみに、PANASONICですと9000円で販売しているショップもあるみたいです。
価格競争もまだまだ始まっていませんから、おおよそ10000円から20000円の間で考えておいたほうがよさそうです。
4人家族ですと10000円のグラスを全員に買ったとして40000円、これはちょっと痛い出費になりそうです。
三次元TVを買う予算もあるでしょうから、そこにグラスの予算や、レコーダーを持っていないおたくは、その値段も予算に入れておいたほうがよいでしょう。
さて、シネマなどを見る際はずっとその三次元グラスをかけるというようなことになります。
シネマは2時間とか3時間とか作品によって違いますが、その間、グラスをずっとかけるというようなことになります。
三次元TVを買いたいと考えているような人にとって、ここで、また一つ、心配な感じのことが発生するだろうと思います。
立体シネマは楽しみだけれど、このグラスの着け心地によっては、ひょっとしてそれが苦痛に感じてシネマどころじゃなくなるだろうと思います。
その辺も買う前は心配になると思われます。
それから、グラスがなんとなく見た目、ごついような気がするのですが、重さはどれくらいあるのでしょうか?
グラスが重かったら、それを顔に着けているのも苦痛ですから。
三次元TVの重さですが、PANASONICプロダクトですと、おおよそ60グラムくらいです。
また、SONYプロダクトですとグラスの重さは80グラムくらいだといわれています。
思ったより軽そうです。
通常のグラスが30グラムくらいでしょう。
私が使用している近眼用のグラスが、おおよそ30グラムでしたから、それにちょっとプラスしたくらいなんです。
そして、グラスは鼻につくところがありますが、このノーズパッドのサイズも調整できるみたいです。
位置も調整できるみたいですから、グラスの着け心地に関しては、大丈夫そうです。
着けた感じが不快だと、せっかく家に三次元TVがあっても、無心に楽しむ感じのことができないでしょうから、そこはブランド各社とも工夫して作っています。
また、ほかにも心配なこと、不安に思う感じのことがあると思われます。
それは、私のような日頃からの「グラスかけ」は、「どうやって三次元グラスをかけるのか?」と言うようなことです。
裸眼で三次元グラスをかけたら、ぼやけて見えませんから。
実は、この部分は安心なんです。
グラスのその上から三次元グラスをかける感じのことができます。
これで、目が悪いような人も安心です。

勿論、着け心地がよいと言っても、何十時間もまでは、さすがに着けてはいられないでしょう。
シネマにしても長くて3時間程度の時間であるでしょうから、その間でしたら気になる感じのこともなく着けていられる状態です。
では、この三次元グラスですが、これを着けて三次元TVを見ること事態、面倒だと言う人はどうしたら良いでしょうか?
例としては、何かをしながら、実際TVを見る癖のあるような人もなかにはいるでしょう。
そして、グラスを購入したくないような人もいるでしょう。
それから、いくらグラスの着け心地が大丈夫だと言っても、グラス自体、つける感じのことが嫌いでかけたくないような人もいると思われます。
こんな風に人によって、いろいろ事情があると考えるんです。
実は、そんな方のために、画面を製造しているブランド、ニューサイドジャパンがグラスなしで大丈夫な画面を考えていました。
これは、三次元TVではなく画面ですが、理論は一緒です。
2010年4月、「Display2010」と言う展示会があり、そこで、グラス不要の三次元画面が登場しました。
しかも、この会社、70インチサイズをディスプレイしていました。
この三次元画面ですが、技術的に関しては、パララックスバリアシステムと言う方法が使用されています。
画面のほうに特殊フィルターがつけられていて、左右の目に違う画像を見せる感じのことができるんです。
また、人間の脳が、脳内で、それを三次元として認識する訳です。

三次元TVも同様に左右に違うようなものを見せているんですが、これは三次元グラスによって、視覚がコントロールされ、立体効能が出るんです。
ですから、画面の方に、その機能を載せたわけであり、グラスによって目に映像を見せたり、遮断したりする必須がありません。
次に、大手ブランドのSHARPが、やっぱり専用グラス不要で見られる画面を出しました。
これは3.4型液晶三次元画面でした。
この画面は、任天堂が発売予定の三次元映像ポータブルゲーム機に載せられるといわれています。
次世代ゲーム機になるのでしょうか、この3D映像が楽しむゲームが発売されたら、かなり話題になるに違いありません。
こんな風に画面でできたんですから、各社はきっとグラスなしでOKの三次元TVに関して、すでに取り組んでいるのでしょう。
それに関してはいくつか問題があるそうです。
例としては、コストだったり、明るさだったり、きれいに見せる技術だったりするのです。
ですが、日夜、進歩を継続する家電プロダクトの技術、きっと、大型で、さらにグラスがいらない家庭用三次元TVも、近い将来、出てくるだろうと思います。
それまで、三次元TVの購入に待ったを掛けるか、今のうちから楽しむか、それはそれぞれでしょう。