三次元 TV

話題は三次元TVだけじゃない

迫力たっぷりの立体的画像、つまり3次元といえば、昔はシネマがありました。
私も、子供のころ、飛び出すアニメシネマを見た記憶があります。
シネマ館でメガネをもらって、それをかけると、映像が飛び出してくる、子供のころは、確かにこういう楽しみがありました。
今や、三次元TVなるのが登場し、家庭でも三次元を楽しむ感じのことができる時代を迎えようとしています。
まだ、三次元TVの普及は難しいでしょうが、ブランド側はプロダクト開発に力を入れていたようです。
さて、三次元体験は、なにもTVやシネマだけじゃないんです。
いろいろな商品で、もしくは、サービスで三次元を楽しめそうです。
例としては、昔からある紙芝居、これが三次元紙芝居として上演される感じのこともありました。
三次元紙芝居というようなものは、今の子供たちに合わせて作成された紙芝居だそうです。
今の子供たちは、アニメーションが好きですから。
アニメなしでは語れない感じのものが、今の子供たちであり、アニメの迫力にすっかりなれっこになってしまっています。
だから、普通の紙芝居ではきっとあまり喜ばないのでしょう。
紙芝居師の方が、三次元紙芝居にあわせて実演するのですから、それは高い臨場感があります。
TVで見るものと、生で聞くというようなものは、子供たちにとっても、また違った醍醐味でしょう。
じつは、紙芝居を演ずる劇団があるんです。
プロ紙芝居師集団で名前が「渋谷画劇団」といいます。
この劇団が、昔ながら、実際の紙芝居の楽しさを、子供たちに与えてくれています。
三次元紙芝居は特に絵に使用される色を工夫するようなことで、強調したい箇所が飛び出すようになっています。
勿論、専用メガネを付けて見なければいけません。
絵や文字が飛び出て見えますから、子供たちも喜ぶでしょう。
そして、メガネをかけなければ、通常の紙芝居として見る感じのことができます。
これでも十分、楽しめるでしょう。
昔ながら、実際の古風な紙芝居、また、三次元TVなどで話題になっている最先端の三次元。
この二つが合わさるは、だいぶユニークだと思われます。
ですが、こうするようなことを通して、紙芝居がもり上がるそうです。
物語に緊迫感、スピード感を出す感じのことができて、効果的だといわれています。
三次元紙芝居によって、視覚効能を与え、また、効能音、音楽も使って、聴覚も刺激するのです。
これで、劇団の方の演出が融合されたら、見ている方は、物語の世界に魅了されてしまうでしょう。
子供のみならず、一緒になってみている大人も紙芝居の世界に魅了されそうです。
何しろ、生で行われるんですから、その声の迫力もかなりすごいもんです。
そして、雑貨ショップでも、三次元に関連した雑貨が注目の的になっています。
三次元に関連した商品を集めた特別なコーナーを作り、お客さんの目を引いているショップもあるみたいです。
例としては、大型雑貨ショップのロフトなどがそうです。
今では最先端の技術を駆使したTVが、三次元TVですが、実は昔から三次元は、意外と近くにあったものなんです。
例としては、メガネを着けたら、キャラクターが飛び出る絵などは、昔からありました。
アメコミでも、立体的に見える絵を見かけます。
そして、専用グラスがなくても、見るだけで、立体的に見えるポスター、もしくは、時計などがあります。
近頃の商品では、デジカメで、三次元画像が撮れると言う驚きのプロダクトもあります。
また、一番ユニークなプロダクトは、三次もとのシャボン玉でしょう。
「シャボン玉はもともと3Dじゃない?」なんて、野暮なというようなことは言わないでください。
名前が三次元バブルと言いまして、このプロダクトは、アメリカの商品であり、日本でも売られています。
これもそして、専用メガネが必須なんですが、このメガネでシャボン玉を見ると、星がシャボン玉の周囲で浮いているように見えます。
ほかにも、ハート型だとか、カミナリ、あるいは、ちょうちょが見える商品もあるそうです。
これは、子供だけでなく、女性も喜びそうなプロダクトです。
シネマや雑貨で三次元が話題になり、肝心の三次元TVのほうですが、2015年で市場規模は420万台と見込まれています。
三次元と言えば、やっぱり、三次元TVです。
家電ブランド各社が相次いで、この事業に参入しています。
これからは、グラスを着けなくても立体映像が見られるTVも発売する予定だそうです。
2010年、世界でのマーケットの規模は240万台の予想で、日本は50万台といわれています。
普及が進むポイントは、三次元で見たくなるような、コンテンツが今後、増え継続するようなことです。
三次元TVでぜひ見てみたいと思わせる作品が増え、需要が増えるようなことを見込みしているのでしょう。